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【ドバイSC 2015】ハープスター世界に認められるも、日本人騎手の評価は低い・・・?

ハープスター

 
週末3/28(土)に開催されるドバイシーマクラシックには日本勢から2頭の馬が参戦します。
桜花賞馬のハープスターと昨年のダービー馬ワンアンドオンリーです。

なんとブックメーカーで日本馬のハープスターが1番人気に推されているそうです。

bookmaker

 
ドバイシーマクラシックは出走頭数9頭という少頭数でのレースとなりますが、中にはBCターフ凱旋門賞で2着した後に香港ヴァーズで優勝したフリントシャー(仏)や、昨年GI・4連勝で米最優秀古牡馬米最優秀芝牡馬のダブルタイトルを獲得したメインシークエンス(米国)、香港年度代表馬デザインズオンローム(香港)など、名だたる外国馬が揃っております。

そんな各国の強豪達を抑え、我が日本のハープスターが世界のブックメーカーで1番人気に推されているのです。ちなみにもう1頭の日本馬ワンアンドオンリーは6番人気となっています。

ハープスターは昨年8月の札幌記念(1着)で勝ってから、凱旋門賞(6着)→ジャパンC(5着)→京都記念(5着)と勝ちがなく好走していません。日本の馬ですから世界で人気になってくれることは有難いことですし、応援している筆者としても日本の馬が世界で人気してくれることは大変嬉しいことなのですが、最近勝ちが無いハープスターがなぜここまで人気するのか?と疑問に思う人も少なくないはずです。
しかし、こと「評価」において世界が日本よりもシビアでないはずはありません。一体どうしてこのような評価になったのでしょうか?

人気される要因としては、まずは一番軽い54.5kgという斥量。そして凱旋門賞で直線最期に見せた追い込みでしょう。それに加えて今回は凱旋門賞の時の川田騎手からムーア騎手に乗り替わりということもあって人気したのでは無いでしょうか。

昨年の凱旋門賞の時のレースを振り返ってみましょう。凱旋門賞は直前に内の仮柵を外すので内は荒れていないグリーンベルトとなります。外を回ると止まってしまい、いかにして内を走るかが重要となってくる「戦略が重要視される」レースです。そのレースで大外を回りながらも最期の豪快な末脚で6着まで入ったのだからハープスターという馬の評価は非常に高いものだったでしょう。逆に「戦略的に競馬をすることが出来なかった」川田騎手の評価は低評価だったでしょう。
凱旋門賞の時の馬自体の評価に加えて、今回騎手として高いレベルが期待される外国人騎手のムーアに乗り替わるということで、世界の競馬ファンの期待が膨れ、結果的にブックメーカーで1番人気になったのではないかと考えます。

日本で鍛えあげられた馬の評価は高いのに、それに乗る騎手の評価は低いというのはちょっと恥ずかしい話です。これから日本人騎手も馬以上に世界で活躍をしていってほしいと思います。
今回ドバイに出走する日本人騎手は幸英明騎手のみです。幸騎手はドバイWCでホッコータルマエに騎乗する予定です。同レースにはもう1頭日本馬のエピファネイア(C.スミヨン騎手)が出走します。両馬とも頑張ってもらいたいところですが、唯一の日本人騎手である幸騎手には世界をアッと言わせるような好騎乗を見せてほしいと切に願っております。

今週はドバイの競馬に加えて国内では最強スプリンターを決める高松宮記念(GⅠ)も中京競馬場で開催されます。競馬尽くしで大忙しの週末となりそうですね。
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コメントエリア

  • 武田マルコス より:

    ハープは菊花賞馬ではありません。

  • KEIBALOG より:

    武田マルコスさん、
    ご指摘いただきありがとうございます。ハープスターは「桜花賞馬」ですね。修正をしておきました。

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